ウェアラブルを使い始めました

早いもので、令和2年5月1日で自営業登録から1年が経過しました。
ビジネスでお付き合い頂いている個人、法人様各位には、改めて感謝々です。
まだまだ未熟な事業主ですので引き続き精進して参ります。

さてさて、緊急事態を受けて、GWで予約をしていたキャンプ場からも営業自粛により予約の取消連絡が入り、この時期で残念ですが大変ですね、と労いの言葉を掛けながら受け入れざるを得ない現実・・・無力感で一杯です。

そんな中、一つこの時期ならではの興味により、とあるデバイスに関する話を聞いてみてほしいと知り合いからのご相談があり、ZOOMを使った説明会を聞く機会がありました。

そのデバイスは・・・

そのデバイスとは、いわゆるスマートウォッチなんですが、パッと見はApple Watchなイメージですが、よく見ると明らかに違います・・・ちょっと微妙?

vyvo watch lite

この製品はvyvo社が開発したスマートウォッチで、第5世代目に当たる製品のようです。まだ日本での認知度は低く、Apple、Garmin、Fitbit等、認知度の高い製品に比べて過去に見聞きする機会すらなかった製品でした。

説明を詳しく聞くとわかってきたことは・・・

  • vyvo社の創設者でCEOはファビオ・ガルディ氏であり、ITの世界においてはかなりの功績を持っているらしい事
  • ウォッチ形のウェアラブルデバイスであり世界的健康福祉増進を夢見させてくれる事
  • スマホと連動したクラウドサービスが充実して来る事
  • ブロックチェーンを応用したデータ保全を実現している事
  • 個人の生体データをビッグデータとして解析し個人に最適化した健康アドバイスやサプリメントのサブスクリプション(月額定額サービス)が存在する事(約$1/日~プランは様々設定)
  • 量販店での販売はせず、ネットを通じた個別販売のみとしている事
  • 製造者、販売(斡旋仲介)者、利用者・社会貢献の”三方よし”が成立するビジネスモデルである事・・・これは目から鱗、面白い!

”三方よし” について

近江商人の経営哲学のひとつとして「三方よし」が広く知られている。「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方だ。滋賀大学宇佐美名誉教授によれば、「『売り手によし、買い手によし、世間によし』を示す『三方よし』という表現は、近江商人の経営理念を表現するために後世に作られたものであるが、そのルーツは初代伊藤忠兵衛が近江商人の先達に対する尊敬の思いを込めて発した『商売は菩薩の業(行)、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し、世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの』という言葉にあると考えられる。」とのことである。自らの利益のみを追求することをよしとせず、社会の幸せを願う「三方よし」の精神は、現代のCSRにつながるものとして、伊藤忠をはじめ、多くの企業の経営理念の根幹となっている。

伊藤忠商事「 近江商人と三方よし 」より引用

ファビオガルディ氏の功績はネット調べれば様々見つかります。
Appleでエンジニアをしていた時期もあるようなテクノロジーマニアだそうです。

一番感心したのは、創業の精神とでも言いましょうが、近江商人の「三方よし」の精神が宿っていると感じる、収益分配のモデルでした。

ファビオ・ガルディが目指すもの?

彼の父上は糖尿病を患っており、彼が親孝行をと考えた時期には他界してしまっていたそうで、糖尿病により大切な人を無くした出来事は、彼の天才的な発想力と信念を人類の健康的な生活の為に生涯をささげる覚悟に結びついたのかもしれません。

彼自身も糖尿病になった事ももちろん大きな転機であったのでしょうが、糖尿病患者が血糖値を測定する際には、少量の血液を採取して血糖濃度を測定するのだそうですが、この毎回の作業が痛みを伴う苦痛の測定なのだそうです。

ファビオはこの測定を無血でできないはずがない、と考え、とうとう皮膚接触式の無血式血糖値測定小型デバイスの開発に成功して突然、毎年ラスベガスで開催される世界最大の電子機器の見本市展示会”CES”に出展したのだそうです。

糖尿病は世界中の人々を苦しめている疾病の一つとして認知されていますが、その患者の苦痛を無くすために、IT技術の専門家が作っちゃった・・・って事がとっても凄い事だと感じました。

ブロックチェーンを応用

さらに、その成功で培った基礎技術では、先を走っているはずの、スマートウォッチメーカに後塵を浴びせ、測定技術の向上を図り、本業のテクノロジーと融合させ、利用者の実測定データをブロックチェーン技術により信頼性高く保全、流通させることを実現しています。

このvyvo社が唯の守銭奴なのであれば、利用者の生体情報を、某社のように自社の金儲けに利用し、「格安で使わせてあげてるんだから、あなたの行動データはこちらで利用しますよ・・」って世界的守銭奴会社に牛耳られてしまうのが現代人類の歴史になるのでしょう・・・。

が、vyvoは違うのかもしれません。

創業の志は違うところを向いている。
いや、少なくとも私はそう思いたくなったのでした。

詳細についてはvyvo社の日本法人のホームページに詳しく説明もありますので割愛しますが、要点だけまとめると、vyvo社はいわゆるネットワークビジネス形態による市場拡大?を目論んでいて、以下のような特徴があるようでした。

  • vyvo社の製品を買う事ができるのは個人会員の権利である事
  • 会員登録 (無料)してから、ユーザ向けストアからネット購入が可能
  • 会員には一般利用者登録、ビジネスユーザ登録の2種類がある
  • ビジネスユーザとはいわゆる販売仲介者(エージェント)である
  • 成人であればvyvoメンバからの紹介を受けて誰でもビジネスユーザ登録ができる
  • ビジネスユーザであれば所定の条件を満たす場合、貢献度に応じた収入が期待できる
  • 一般利用者登録の場合、自身の生体データを継続的に提供する事と引き換えに、仮想通貨をベースとしたトークンがウォッチに個別配布され、将来的には電子決済も可能になる(かもしれない・・・日本ではまだこれから大仕事だろう)

収入に至るまでの達成条件が容易か困難かは、様々なネットワークビジネスが存在するなかで一概に結論できませんし、私自身詳しく知見がありませんが、ちょっと、信じられないと思ったのが、デバイスの「利用者」に対しての利益還元までもが考慮されていることです。

簡単に言ってしまうと、vyvo社のスマートウォッチを身に着けて、自身の生体データを社会的に活用することに同意できさえすれば、7日に1度、電子通貨になるかもしれないトークン(≒愛用者還元ポイント)がスマートウォッチに”チャリーン”って振り込まれる・・・かもって話です。

まだ日本国内では流通できませんが、トークンをユーザ間で流通したり、たまったトークンで新型のウォッチを購入する事も可能になる・・・等、まるで携帯電話会社がやっている還元モデルのようなサービスも計画されているとの事でした。それは利用者規模によっては十分に成り立つと感じます。

地球人類の社会福祉の為に!?

金銭的な還元も興味深いのですが、vyvo社の収入源の核となるのが、性別、年齢、エリア、言語、既往症歴の明らかな連続した生体情報、改ざん不可能なブロックチェーンにより情報を保全、といった前提条件をバックグラウンドにした、生体データの有償提供にあります。

信頼性のある生体データが欲しいのは、医療研究機関、大学研究機関、医薬研究メーカ、健康食品メーカ、各種行政機関 ・・・想像するのが容易なのはこのあたりですが、潜在的な需要は多いはずです。

生体データが欲しい場合、vyvo社の運営する仮想通貨vyvoトークンを購入することによって、入手する権利が得られるとするビジネスモデルです。

世界的にも有名な大学機関のマサチューセッツ工科大学やカリフォルニア大学の研究グループもvyvo社より生体データを正規に入手して、研究対象としているそうで、vyvo社は、その還元をトークンという価値で、普及を図る仲介者や一般のウォッチ利用者に還元している訳です。

これって、誰もが不幸になっていない、持続可能な社会貢献型のビジネスモデルではないでしょうか。

デバイスの市場需要と供給がバランスして現在のスマホのようにコモディティ化するのは時間の問題ですが、利用継続による健康的な生活と経済活動を持続することが期待できる・・・
勿論、私個人の希望や理想を含んだ思い込みではありますが、vyvo社の事業方針が変化しない限り、この類のデバイスが普及することは、人類にとって、だれか弱者に不利益のしわ寄せが発生しない気がしました。

強者の一人勝ちでは得られない世界福祉を実現するかも?

疾病に対する医療分野、製薬技術の向上、適切な対価による医療・薬品の提供は現代社会では必須の条件です。

日本のような皆保険制度を持つ国ばかりではありませんし、日本の医療費の膨張が将来世代の現在を変えていくには、健康を取り戻すアプローチ、つまり予防医療の先、健康維持のための考え方に切替が必要です。

病気にならないために、何をすべきかを、AIとビッグデータにより解析した、個人向けの健康アドバイス、健康サプリメントを提供してくれる、積極的な健康維持への介入サービスが実現したら・・・

自動車保険にドライブレコーダ割引があるように、個人の生命保険も、「健康ウェアラブルをつけている割引」をまじめに考えるでしょうし、雇用を守る企業としても、使うかどうかもかわからない、福利厚生の充実よりも、実質的に健康推進を実現できる、スマートウォッチのサブスクリプション費用の支援をするほうが、合理的で有益だと考えるのではないかと思います。

たったの$30/月で健康を可視化できるのであれば、心の病のケアまで対応してきた大企業の人事部門としても、このような健康維持支援であれば、基本的に自己責任ではあるけども、その環境は提供していますよ・・・というストーリーがつくれますし、連携する病院、医療サービスによる手厚い支援の土台としても、魅力あるサービスとして活用できるのでは無いかと感じました。

GAFAと称される企業の経営判断一つで世界が動揺するような社会は持続可能であっても健全ではない気がしています。
万が一vyvoのデバイス、ビジネスモデルで利用者と医療費の適正化、また、今回のコロナのような世界的な緊急事態の際に、個人の健康状態を把握することができれば、WHOのような根拠のない判断を下す間違いは起こりにくくなるでしょう。

そのためには、記録されているデータの改ざんがあってはならないし、正しい情報として健全に流通できるバックグラウンドが必要。GAFAはできる能力の資産を持っているはずなのに、独占的に活用している気がしてなりません。
これは根拠のない私の主観です。

電子通貨は詐欺を防止する?

見守りが必要な高齢者のプライバシーを守りつつ、緊急時の初動対応時のウェアラブルの持つ、基礎的生体データの医療機関への開示は、悪い影響があるとは思えません。良いことに応用するならいくらでもできます。

コロナ感染拡大防止措置に伴う公的給付金が開始されたとたん、情報弱者をねらって、悪知恵を働かす、給付金詐欺が始まるはずだと予想していますが、個人を認証、特定できるウェアラブルが製品化されれば、それに直接電子的に給付する方法をとれば、無駄な手数も最小限になり、税金泥棒と陰口を叩かれる事なく、情報弱者はウェアラブルを使ってコンビニで買い物をする方法を学べば生活ができます。(日本中にインフラが整う必要はありますが・・・)

お孫さんにお小遣いを上げたいとなれば、ウェアラブルにたまったトークンをお孫さんに転送する方法を学べばいいのです。トークンはすべて個別の情報をもって流通する電子通貨のようなイメージですから、すべての取引経緯が記録されていますので、足跡を残さずに詐欺的に搾取することは困難を極めるでしょうし、そんなリスクを冒してまで実行する詐欺師はいないでしょう。

実際に使って事実を確認します

百聞は一見に如かず、というべきか、虎穴に入らずんば虎子を得ず、いうべきか、まずはそのスマートウォッチが本当に有益と思えるのかどうかが重要ですので、家族分を賄うボリュームパック的なパッケージを購入して、5月1日から日常的に利用を開始しました。

今後、このvyvo watch liteが、実生活の中で、それなりに凝った視点を維持しつつ検証・評価してみて、気づきがあればブログのネタにしてみます。

vyvoネットワークビジネスを見聞きして、興味を持っている方向けの情報提供になればと思っています。

参考リンク

vyvo watch lite 製品紹介(英文)
https://www.vyvo.com/watch-lite/

「現役医師の Vyvo スマートバンド「ICON」最速レビュー!」石川医師
https://waku-waku-life.com/article/7888

Society 5.0 (内閣府)
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/society5_0.pdf

政府インターネットテレビ
「“進化”を取り入れる。わたしたちがつくる未来~Society 5.0」
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg19585.html

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