Google Spreadsheet と連携したアプリ「AppSheet」が手軽で便利です

Googleのサービスの一つであるスプレッドシートはマイクロソフトエクセルに代表される表計算アプリケーションの一つとして、便利で利用し易いサービスです。

私も自営業を開業するにあたってはMicrosft Office製品は勿論使っていますが、Googleのクラウドサービスのドキュメントやスプレッドシートを多用しています。

ここ1年を振り返ると、新型コロナによる働き方の様変わりにともない、多くの事務業務に関しては、クラウドサービスへの移行が加速した1年でしたので、Micrsoft製品も幅広いユーザ向けにクラウド型サービスのOffice製品を普及をさせる事に成功したのだろうと想像しています。

しかし、日常的にOffice製品を使用する方にとっては、サブスクタイプのOffice製品をメインの位置付けにして作業を進めるのは抵抗があるのではないでしょうか。

ネットに接続されて、サービスのアカウント設定が行われたデバイスさえ持っていれば、場所に依存せずに様々な情報を取り扱う事ができる事は非常に便利ですから、スマホやタブレットを使った操作で様々は情報にアクセスしたり新規の情報を作成する事で、ビジネスが便利になるとケースがあるのであれば、GoogleのAppSheetサービスを使うと便利だと思います。

昨年リリースされた、Google AppSheetサービスは、プログラムを準備しなくても、こんなことをしたい、こんなキーワード、あんなキーワード・・・をWebページ上で入力していくと、Googleの準備したAIが、『こんなアプリ作りたいのですか?』ってな具合に、サンプルのWebアプリを、サンプルのデータ付きで準備してくれます。

例えば、pictures という単語をアイデアとして入力すると、わずか90秒でWebアプリが完成してしまします!
写真帳?アプリとして、写真の差替えやコメントの登録等ももちろんできますので、そのまま使うことも可能ですし、入力した情報が、Google Spreadsheet上に記録されますので、そのままPCから情報を参照したり、別のシステムから連携するようなこともできてしまうわけです。

より高度な使いかたをしたい場合は、もちろんこのままではアプリとしては物足りませんので、それなりに周辺システムとの連携が必要になりますが、キーボードから「picture」という文字を入れただけで、わずか90秒でサンプルアプリが勝手に完成してしまう、というお手軽さにはビックリです。

プログラムなんか書いたことはないけど、やりたい事のキーワードさえあれば、こんなアプリ?あんなアプリ?をAIが推定して提案してくれるという時代になってきました。しかも無料です♪

無料というからには、リスクは当然と思って利用する必要はありかもしれませんが、多くの人がこのサービスを活用する事で、サンプルアプリの妥当性も強化されてくるでしょうし、スマホ、タブレットの画面を操作して、お手軽に何かを実現する、という事のバリエーションは、無限にある・・・というほどの事でないのであれば、ある制限された表現、機能、仕様の範囲では実用性のあるアプリがお手軽に準備できることは想像がつきます。

プログラムを書かなくてもアプリは作れる!時代はより簡単に、より便利に変化していることを実感しました。

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